Tuesday, September 29, 2009

Unexpected?? disaster

 先日まで忙しくマリキナ市、ケソン市の上空を飛んでいたヘリコプターの台数は減り、状況は落ち着いたかに見えるが、ここメトロマニラの状況は引き続き厳しい状況。

 9月26日土曜日に集中的な雨がもたらした被害は、予想をはるかに超えたものでした。ここ数十年来最悪の被害をもたらし、現時点で犠牲者は246人、被害額は約90億円(Yahoo News. Sep 30th. 2009)との発表。しかし、更に正確にカウントできない避難民の数は多く、避難所の生活を余儀なくされています。
著者は2006年の10月にマニラに直撃した台風を経験しているものの、ここまでの洪水は経験していませんでした。

 金曜日から降り始めた雨はやむ気配がなく、降り続けました。この時期によくある雨、台風とおもっており、さほど気にもしておりませんでした。午後の2時ごろ、自宅が停電。集中的な降雨のあとにあるパターン。ああ、いつものことかと思っていたら、家の前の坂道の傾斜しているところまで水が押し寄せており、びっくり。尋常ではない様子に驚きつつも、その坂道以外に住宅地の外に出る道はなく、水かさが増していくその道を見守り続ける以外に選択肢はない。雨は小降りになったものの夜の9-10時ぐらいまで水は増え続ける。いったいこの水はどこからやってきたのかと思うくらい、降る量と増える量が一致せず・・・坂の下ったところにある家々は一階部分が全て浸水という状況。近所の人々の安否がきになる。

日曜日には雨はやみ、ようやく孤立した住宅街から抜け出し、入手した新聞を読み、近隣の状況から予想は出来たものの、愕然。ローカルメディアのみならずCNNやBBCもこぞってこの惨状を伝えていました。
日本のニュースは一国の都市機能が麻痺し多くの死傷者を出しているにも関わらず、あるインターネットのニュースでは、アロヨ政権の続投がこの被害によって危うくなるとの報道。この感覚のずれにがっくりしました。

現在、水は引いたものの堆積した泥、そして数日続いた晴天が、泥を局所的に乾かし、街中その埃が舞い、埃と泥だらけ。マスクがほしい。。。
学校は今週一杯休校。大学構内では各地から集まってきた支援品の仕分けにボランティアが精を出している。大量の救援物資。支援がほしい人のニーズに適っているだろうか、と聞くと人それぞれの回答が。

これは、人災。
もちろん台風はマニラに直撃したが、この大規模な洪水を引き起こした直接の原因はダムの決壊を恐れての一斉放水。しかも数箇所のダムをいっせいに。と、言葉を失う。
どうりで雨が小降りになったあと水量が増加したか、のちのちになって知ることに。

いったいいつになったら正常な状況に戻るのか。そして、この教訓から何を学んだのか。

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